トランギアアルコールバーナー

Mikio Masuda
2018年2月14日
読了時間: 2分

半世紀以上のロングセラーを誇るアルコールバーナー。

スウェーデンの歴史ある一品

アルコールタンク2/3の注入量で、約25分間燃焼します。風や低温に強く着火も簡単です。

1925年トランギア社はJohn E.Jonssonによって創設され、当初は家庭用のクックウエアを生産していましたが、1930年代に余暇を過ごす為のキャンピングギアへの関心が高まります。これを機にキャンプ調理器具の開発へと主軸をうつすことを決めます。

1951年最初のストームクッカーが開発されそのコンセプトは燃料として最も効率的であった液体燃料を使用して使いやすくコンパクトなストーブを作ることでした。

トランギアを代表する製品の多くは今でもスウェーデンの村で製造され続けています。細かい部品は改良され見直されていますが、その巧みなデザインは今でも多くのキャンパーから愛されています。

100ccのアルコールで約25分間燃焼します。

火力調節用の蓋は正直使いやすくありません。この蓋があると多くの社外のゴトクがうまくはまらないのです、筆者は火力調節はほとんどしていません。経験者ならお分かりと思いますが、トランギアを使用するシュチエーションの調理ではあまり火力調節の必要性を感じません。一番の利点は燃料を使い切ることなく途中で消化して燃料が本体に残っていても中蓋をすることで燃料が漏れることなくパッキングできます。

注意点とすればよく本体が冷えてから中蓋をすること。そうしないとパッキンのゴムが熱で痛みます。

●仕様・規格

サイズ：直径7.5x高さ4.5cm 重量：110g 燃料：エチル、メチルアルコール使用